つみたてNISAってどんな制度?
こんにちは、tomoです。
相変わらず寒い日が続いていますね。
世界中で電気代が高騰していて、この寒さにも関わらず暖房がつけられないというご家庭が増えているそうです・・・
日本でも電気代の高騰が止まりません。対策を考えなくてはいけませんね。
前回のブログでは一般NISAの解説をしました。
今回は、つみたてNISAについて解説をしたいと思います。
動画でも解説していますので、是非ご覧ください!(^^)!
NISA制度とは、株式や投資信託などの配当に課税される税金や、売却益にかかる税金が非課税になる制度です。
◆一般NISA
◆つみたてNISA
◆ジュニアNISA
の3種類があります。
つみたてNISAの概要は次の通りです。
◆非課税保有期間 20年間
一般NISAは5年間なので、期間だけみるとつみたてNISAの方が長くてお得に感じます。
◆年間非課税枠 40万円
一般NISAの年間非課税枠は120万円なので、こちらは一般NISAの方がよさそうに見えます。
投資可能な銘柄は決まっているので、そこから選ばなくてはいけません。
投資可能商品は、例えばこんな条件を満たしているものです。
①販売手数料ゼロ(ノーロード)
購入するたびに手数料がかかっていたら、せっかく税金が非課税になっても意味がないですよね。
②信託報酬は一定水準以下(例:国内株のインデックス投信の場合0.5%以下に限定)
投資信託の信託報酬って、バカにならないですよね。また違う機会に「信託報酬」について解説してみたいと思っていますが、基準価額が下がっていてもとられるんですよね。ということは、運用側は、運用が失敗していても購入者から定期的に手数料をとれるということで、購入側からしたらなんとなく腑に落ちない報酬です。
③顧客一人ひとりに対して、その顧客が過去1年間に負担した信託報酬の概算金額を通知すること
これを見てびっくりしてしまう人もいるかもしれませんね。もし基準価額が下がっていても、ガッツリ取られているわけですから・・・基準価額が上がってたらガッツリ取ってもいいから、基準価額が下がっていたら取らない、とかいう仕組みにならないものなんでしょうか・・・
④信託契約期間が無期限、または20年以上であること
つみたてNISAの非課税保有期間は20年ですから、当たり前ですね。
⑤分配頻度が毎月でないこと
一時期、毎月分配型の投資信託が流行りましたが、投資のメリットを最大限享受できるのは非課税での再投資です。細かく分配金を受取るより、分配金を元本に組み入れて運用していった方が大きく増やせます。
⑥ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと
あまりリスクが高すぎるのはお勧めしないということですね。
◆買付方法 積立投資のみ
一括で40万円分買うことはできません。例えば毎月毎月購入していくとなると、年間非課税枠は40万円なので、月に約33,000円買い付けるということですね。
毎月一定金額を購入するとなると、ドルコスト平均法の効果も享受することができます。(ドルコスト平均法はまた別の機会に解説したいと思っています)
それでは、非課税となる利益とはどのようなものなのでしょうか。
非課税となるのは、購入した株式・投資信託等の売却益と配当金です。購入から20年間受取ったものが非課税となります。
非課税期間の20年が終了したらどうなるのでしょうか。
課税口座に払い出されます。一般NISAのように、ロールオーバーすることはできません。売却するか、特定口座などの口座に払い出すかのどちらかです。
1年間の非課税枠は40万円ですが、それを翌年に繰り越すことはできないので、40万円までフルで使った方がいいと思います。
また、一般NISAとつみたてNISAは、どちらかしか選択することができません。
とすると、どちらがお得なのでしょうか?
つみたてNISAは、積立投資しかできませんが、一般NISAは一括でも、積立でもどちらでも大丈夫です。
積立てる額が年間40万円、すなわち月33,000円までと決めているのであれば、非課税期間が長いつみたてNISAの方がいいと思います。
でも、年間で100万円ぐらいは投資したい!という場合は、一般NISAの方がいいのではないかな、と思います。
投資は長期で行った方がいいと思うので、購入したらある程度の期間ほったらかしにしておくのがいいと思います。値動きに一喜一憂してもしょうがないので、購入したらしばらく価格は見なくていいと思います。1年に1回ぐらい確認するイメージでしょうか。そして5年以内ぐらいに売却して、また新しいものを購入するのがいいと思います。
ということで、私は今年は一般NISA口座を開設しました。
何を購入するかは今考えているところです。