ともらぼ~CFPが100歳人生を考える~

金融教育がほとんどされない日本。その中でこれから迎える100歳人生をどう生きていくかを考えます。

「障害基礎年金」はいくら受取れる?

こんにちは、tomoです。あっという間に9月も半ばになってしまいました。外ではいつの間にか、セミからスズムシに鳴き声が変わっていますね(*‘∀‘)

 

それでは今回は、「障害基礎年金」の受給額について解説します。

障害基礎年金は、1級・2級でもらえる額は定額です。


1級の受給額

976,125円+子の加算 を受取ることができます。

対象となる全ての人がこの金額を受取れます。


2級の受給額

780,900円+2人目以降の子の加算 を受取ることができます。

対象となる全ての人がこの金額を受取れます。遺族基礎年金と同金額です。


子の加算とは

その人に生計を維持されている子がいる時に加算されます。「子」とは、18歳になった後の最初の3月31日までの子または20歳未満で障害等級1級または2級の状態にある子のことです。


子の加算額

1人目 224,700円
2人目 224,700円
3人目以降 74,900円 が加算されます。


まとめ

障害基礎年金は

1級
976,125円+子の加算

2級
780,900円+子の加算 と定額の支給です。
国民年金のみの加入者は、この金額のみを受取れます。厚生年金の対象者は、この金額に上乗せして障害厚生年金を受取ることができます。

この金額をご覧になって、どう思いますか?障害等級1級・2級に該当する状態というのは、結構障害状態が重たいと思います。普通に毎日働くのは難しいかもしれません。そんな中、国民年金のみの加入者というのは、この金額のみしか受け取ることができません。1級で子どもがいなかったとすると、月約8万円です。

月に8万円でも年金が受取れるのはありがたいことですが、万一の時の為に、民間の生命保険の加入も検討してみた方がいいかもしれません。