金融情報は何が正しい?
こんにちは、tomoです。
すっかり夏の気候になりましたね('ω') まだ衣替えをしていないので、毎日何を着たらいいか悩んでいます・・・
今回は、金融情報は何が正しいのかについて考えてみたいと思います。
最近、YouTubeを始めいろいろなSNSで情報が氾濫しています。金融の情報もいろいろな人がいろいろな事を発信していますよね。いろいろな情報が簡単に手に入れられるようになったというのは、とてもいいことだと思います。
でも、YouTubeの情報って「良い」「悪い」を断定してしまっていることが多いと感じませんか?
数学の計算式に対する答え、1+1=2のようなものであれば、「正解」か「不正解」かがハッキリしているのでそれでいいと思うんですけど、金融に関することって正解がないのに、なんで「良い」「悪い」を断定できるのでしょうか?
特に気になるものは
・がん保険は不要
・貯蓄型保険は不要
・外貨建て保険は悪
・投資信託はアクティブファンドなんて言語道断
・投資信託はインデックスファンド一択
といったものです。
これって、本当に合っていますか?「がん保険に入っていて本当に助かった!」という人はたくさんいます。貯蓄型保険に加入して資産を増やしている人もいます。外貨建て保険で利益を出した人もいます。アクティブファンドで利益を出した人もいます。逆にインデックスファンドで損をした人っていないんでしょうか?
どの金融商品も一長一短あって、ある人にとっては「良い」ものでも、ある人にとっては「悪い」ものなんです。逆に、ある人にとっては「悪い」ものでも、ある人にとっては「良い」ものなんです。それなのに、影響力のあるユーチューバーなどが断定的に解説してしまい、その情報だけを信じて行動してしまう人がいるというのは、なんだかとても心配です。
YouTubeやSNSでの配信は、視聴回数が大切なので偏った断定的な意見を言うことで人を惹きつけていますよね。そしてその情報を過信してしまい、言う事を聞いてしまう人がたくさんいます。その情報が間違っていて、後から後悔してもユーチューバーは責任をとってくれません。「それを実行に移すかどうかは自己責任ですから」と言って。
情報が簡単に手に入るようになったからこそ、いろんな情報を得て、それが「良い」か「悪い」かを自分でジャッジできるように、金融教育は学校でしっかりやらないといけないのではないでしょうか。
正解が無いものに対して、「あれは良い」「あれは絶対ダメ」と言っている人は信用するべきではありません。そして情報の発信は本来中立であるべきだと思います。