結局年金はいくらもらえる?
こんにちは、tomoです。またコロナが猛威を振るいだしましたね。あまりマスクを着用している人がいない、アメリカやイギリスの感染者数はどうなっているのか、気になって調べてみたんですが、明確な数値を探せませんでした・・・
ここまで数回に渡り、基礎年金について解説してきました。それでは実際、自分は年金をいくら受取れるのか、気にりますよね。今回は、年金額の確認方法を解説します。
年金額の計算方法は分かったても、実際に自分が受取れる年金額を計算するのは容易ではありません。そこで、自分で計算しなくても年金額を知る方法を解説します。
ねんきんネット
24時間いつでもPCやスマートフォンで以下のことを確認できます。
(事前に利用者登録が必要です)
・年金受給開始を遅らせる場合などの年金見込み額の試算
・電子版「ねんきん定期便」の確認
・全期間の年金記録の確認
を確認することが出来ます。ねんきん定期便は1年に1回しか送られてこないので、確認したら捨ててしまう人も多いのではないでしょうか。
ねんきんネットを使えば、ねんきん定期便を捨ててしまったとしても、そこに書かれている内容をいつでも確認できます。
毎年の誕生月に送られてくる書類で、以下のことを確認できます。
・年金加入期間
・保険料納付額
・年金見込み額 等
マクロ経済スライドは反映されていないので、あくまでも見込み額が記載されています。
毎年送られてきますが、見方が良く分からなくて、ちょっとだけ見て捨ててしまう人や、中には開けもしない人が多くいます。結構大事な情報が書かれていますので、次回送られてきた際は、しっかりと内容を確認してみてください!
ねんきん定期便で送られてくるもの
ねんきん定期便には、2種類あります。
・35歳、45歳、59歳の時
全期間のデータが記載された封筒
・上記以外の年齢の時
直近1年のデータが記載されたハガキ
35歳、45歳、59歳の時だけ、大きな封筒で届きます。そこには、全期間の納付データが記載されていますので、間違いがないか、しっかりと確認することが大切です。
ねんきん定期便に記載されるデータ
年齢によって、記載されるデータが異なります。
・50歳未満の人
過去に支払った年金保険料を基にした年金額
・50歳以上の人
今後も同じ年金保険料を60歳まで払った場合に受け取ることができる見込み額
50歳未満の人の場合は、これまで払った保険料を基に計算される為、実際に受け取れる額よりもかなり少ない額が記載されています。その為、ねんきん定期便を見ても、年金額を知ることは難しいかもしれません。
一方で、50歳以上の人は、このままいけば65歳からいくら受取ることができるのか、という実際の年金額に近いものが記載されていますので、思っていたよりも少ない金額が記載されている場合は、何か対策を考えた方がよさそうです。
まとめ
将来の年金額は
①ねんきんネット
②ねんきん定期便
を見ることで知ることが出来ます。
しかし、50歳未満の人は実際の年金額とはかなりかけ離れたものが記載されているかもしれません。しかし、そこに記載されている金額よりもかなり少なくなるということは無いので、これ以上はもらえるという目安にはなります。
人は、見たくない物から目を背けがちですが、公的年金は65歳以降の大切な収入源です。年金で足りない場合は、働き続けたり、貯蓄を取り崩さなくてはいけなくなります。早いうちに気づいて、早いうちに対策をとることが老後の生活を安泰にします。
ねんきん定期便は毎年送られてくるので、ちゃんと確認するようにしましょう。