ともらぼ~CFPが100歳人生を考える~

金融教育がほとんどされない日本。その中でこれから迎える100歳人生をどう生きていくかを考えます。

円高と円安、日本での生活に関係ある?

こんにちは、tomoです。

今日はとても暖かい1日でしたね(^^♪

今回は、為替レートと日常生活の関係について解説したいと思います。

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動画でも解説していますので、こちらも見てみてください(^^♪

youtu.be

ニュースで「今日の為替レートは1ドル115円50銭です」というのを耳にしませんか?そんな時、私は外貨を持っていないから関係ないわ、と思っていませんか?

そんなことはありません。為替レートは日本で生活していても、外貨を保有していなくても、誰にでも関係があることなんです。

まず、円高、円安について解説します。今回は、米ドルを例に解説します。

現在、1$は115円ぐらいとなっています。

これが、1$100円になることを円高、1$130円になることを円安といいます。

円高・円安という言葉がなんとなく逆な感じがする、という方が多くいらっしゃいますが、円高・円安はこのように覚えると間違えません。

1キロ1$で販売されている小麦を買おうとしたとき、現在は115円で購入できます。それが1$100円になると、小麦1キロを100円で購入することができます。ということは、15円安く小麦が手に入るんです。すなわち、円の価値が高くなったということですね。

逆に1$130円になると、小麦1キロの値段が130円になってしまいます。ということは、15円多く支払わないといけないいうことです。すなわち、円の価値が安くなったということですね。なので、1$100円になることを円高、1$130円になることを円安といいます。

それでは、為替レートは私たちの生活にどう影響するのでしょうか。日本は輸入大国です。先ほどの小麦をはじめ、いろいろなものを輸入しています。輸入に頼っているものに関しては、為替レートの影響をしっかり受けるんです。

なので、ニュースでよく耳にする為替レートは、他人事ではありません。現在1$いくらか、即答できますか?最近円安なのか、円高なのか分かりますか?これは毎日気にしておいた方がいいと思います。

今回は、為替レートについて解説しました。次回は、これを踏まえて外貨を持つことについて解説したいと思います。