ともらぼ~CFPが100歳人生を考える~

金融教育がほとんどされない日本。その中でこれから迎える100歳人生をどう生きていくかを考えます。

住宅ローンの繰上げ返済

こんにちは、tomoです。

今日は関東でまた雪が降るみたいですね。ずっとエアコンをつけているので、電気代がまずいことになりそうです・・・

 

前回のブログでは、住宅ローンの返済方法について解説しましたので、今回は繰上げ返済について解説したいと思います。

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ボーナスや退職金、相続資金など、まとまった資金が手に入った際には、住宅ローンの繰上げ返済を検討する方が多いですよね。

繰上げ返済には2種類あり、それぞれ特徴があるのでそれについて解説します。

 

動画でも解説していますので、こちらもご覧ください!(^^)!

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繰上げ返済とは、通常の返済に加えて元金の全額または一部を返済することです。

まとまった資金が手元にできた際に行うことで、利息の負担を減らすことができます。

 

繰上げ返済には、返済期間短縮型と、返済額軽減型の2種類があります。

れでは、1つずつ見ていきましょう。

 

◆返済期間短縮型

毎回の返済額を変えることなく、返済期間を短縮する返済方法です。期間を繰上げした分の元金に利息がかからなくなるので、返済額軽減型よりも、利息軽減効果が大きくなります。

 

◆返済額軽減型

返済期間を変えずに、毎回の返済額を少なくする返済方法です。毎月の負担が軽くなります。

 

どちらがいいでしょうか?これは人それぞれ好みが分かれると思いますが、多くの住宅ローンには団信がついています。団信に入っている間は、生命保険の保障額を少なくすることもできます。

ですので、私だったら返済期間を短くするよりも、返済額を少なくする方を選ぶと思います。

 

どちらも一長一短ありますが、利息は元金に対してかかるので、繰上げ返済をする時期が早ければ早いほど総返済額は少なくなります。

現在の低金利環境においては、まとまった資金が手に入った際は、貯蓄に回すよりも住宅ローンの返済に回した方が確実にお得だと思います。

 

ただし、住宅ローン控除を活用している方は、残高に注意が必要です。住宅ローン控除をフル活用している方は、残高が4,000万円必要です。

住宅ローン控除が使える10年を過ぎてから繰上げ返済を検討した方がいいこともあります。

 

実際に繰上げ返済を行う際は、そのあたりもしっかりと検討しましょう(^^)/