ともらぼ~CFPが100歳人生を考える~

金融教育がほとんどされない日本。その中でこれから迎える100歳人生をどう生きていくかを考えます。

住宅取得資金の準備(財形住宅貯蓄)

こんにちは。tomoです。

久しぶりのブログになってしまいました( ;∀;)

最近ずっと「保険」について書いてきたので

今日は住宅取得資金について解説したいと思います。

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人生で一番大きなお買い物、それは住宅です。

多くの方は住宅ローンを組むと思いますが、

多少の頭金が必要ですよね。

その頭金をお得に貯める方法があるんです!

今日はその方法、財形住宅貯蓄について解説します。

動画でも解説していますので、こちらもご覧ください(^^)/

youtu.be

住宅を購入するには、物件価格の約2割の頭金、

登記費用、税金、引っ越し代金、家具・家電購入費、など

合計すると物件価格の約3割の自己資金を見込んでおくことが

望ましいと言われています。

 

では、この資金はどのように貯めるのがいいのでしょうか?

結構大きな金額になるので、お得に貯められる方法が

あればいいですよね。

 

住宅取得のための資金として、勤労者が住宅購入に必要な

資金をためる制度である「財形住宅貯蓄」というものがあります。

 

財形住宅貯蓄というのは、勤労者の給与から天引きされる

貯蓄制度で、自分の住宅の取得、また、住宅の増改築の

ための資金を5年以上積み立てる制度です。

 

申込時の年齢が55才未満、 1人1契約です。

一定の要件を満たせば、財形年金貯蓄と合わせて、

元利合計550万円までの利息が非課税となります。

利息に税金がかからないのは、とてもお得ですね。

 

ただし、財形住宅貯蓄を目的以外で解約した場合は、

過去5年間に生じた利息にさかのぼって課税されるので注意が必要です。

 

住宅取得にかかる資金は、とても大きな金額になります。

財形住宅貯蓄を有効活用して、お得に資金を貯められるといいですね。

今回は、住宅取得資金の準備(財形住宅貯蓄)について解説しました。